あなたに合った薬と出会うために

あなたの生活がよりよいものになるように薬について考えてみましょう。

薬の切り替え時に注意しておきたい症状

薬の切り替え中は、体の中で新しい薬が前の薬と置きかわっていきますから、一時的に脳の働きのバランスが崩れて、下記のようなさまざまな症状が発現する可能性があります。しかし、これらの症状の多くは一過性(数日から数週間)であり、経過を観察し、薬の調整をしていくことで次第に軽快していきます。

*錐体外路症状

手足のふるえ、筋肉のこわばり、そわそわ感、落ち着かない感じ、足がムズムズする、など

**悪性症候群

38℃以上の高熱、汗を多くかく、脈が速くなる、筋肉のこわばりが強い、など。まれな副作用ですが、これらの症状が出たらすぐに受診しましょう。