さまざまな支援

手帳(療育手帳・精神障害者保健福祉手帳)

自閉スペクトラム症の場合、取得できる可能性があるのは「療育手帳」(地域によって「愛の手帳」「みどりの手帳」と呼ばれています)と「精神障害者保健福祉手帳」です。基本的に、知的障害がある場合には「療育手帳」、知的障害を伴わない発達障害の場合は「精神障害者保健福祉手帳」の申請対象となります。

これらの手帳を取得すると、次のようなサービスを受けることができます。

手帳で受けられるサービス

税金の優遇措置

公共料金・電話料金の割引

公共交通機関・公共施設・映画館などの無料化または割引

生活保護の障害者加算

地域によって受けられるサービスは異なります。

就労を考える場合には、障害者雇用枠での就職が可能となります。

手帳を持つことは、障害のある人と家族が当たり前の社会生活を送るために必要なサービスを受けるのに重要な手続きです。本人または保護者から申請しないと取得できません。家族でよく話し合って、手帳が必要だと思ったら自治体の福祉窓口に問い合わせてみましょう。