
双極性障害の治療には薬物治療と心理社会的治療がありますが、基本となるのは薬物治療です。さらに心理社会的治療と組み合わせると効果的です。
病気の症状が落ち着いてきて「もう大丈夫」と思っても、薬を飲むのを止めてしまったり、飲む量を勝手に変えてしまったりすると、再発したり副作用が出たりするおそれがあります。飲み忘れにも注意しましょう。薬の副作用が気になる場合には、主治医に相談しましょう。
再発するときに最初にみられる変化(再発のサイン)は人によって異なりますが、いつもよりもイライラしたり、緊張したり、眠れなくなったりすることがあります。もし、「いつもと違う」と感じたら、それは再発のサインかもしれません。家族や身近な人にその旨を伝えて、すぐに受診するようにしましょう。