こころの健康情報局 すまいるナビゲーター 子どもの自閉スペクトラム症

診断を受け止め、今後の見通しを立てよう

お子さんが自閉スペクトラム症の指摘を受けた保護者の多くは、これまでの育児を振り返って思い当たることがある一方で、「何かの間違いだ」「いずれ他の子に成長が追いつくはず」と認めたくない気持ちもあり、複雑な心境です。

自閉スペクトラム症の子どもには支援が必要です。お子さんの特性を十分理解して、得意なことを伸ばし、苦手なことを補うことで生活上の支障は少なくなります。ただし、支援によって自閉スペクトラム症の特徴が目立たなくなってきても、完全にゼロになることはありません。誤った見通しや期待をもつと、後で本人も家族も苦しむことになります。

お子さんが今後、どのような人生を歩んでいくのか、主治医や支援者と相談し、長期的な見通しを立てましょう。専門家の協力を得て、見通しに基づいた支援計画を作成・実行します。その結果、子どもがどのように変わったのか評価・検証し、次の支援計画を立てる、という一連のプロセスを繰り返しながら、子どもに必要な支援を探っていきます。

診断することの意義

  • 支援のための診断
    適切に自閉スペクトラム症を診断・評価することで、その子にとってものごとがどのように見えているのか、どのような学びのスタイルをもっているのかを明らかにします。それにより、その子に合った療育方法や進路を考えたり、将来の見通しを立てたりする上で重要な手がかりとなります。
  • 公的・福祉サービスを受けるための診断
    医療費助成や手帳(療育手帳・精神障害者保健福祉手帳)の取得、福祉施設の利用など、公的・福祉サービスを受ける際に診断が必要となる場合があります。

お子さんの発達が気になる方へ

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