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精神保健福祉士に聞く!
地域で暮らす疑問解決Q&A
地域で暮らすためのギモンに精神保健福祉士(PSW)が答えます!

復学したい

回答者:まさはる

精神科の病気によって学校に行けなくなってしまう人は、残念ながら少なくありません。

一見ひきこもりと思われがちですが、病気ではなく学校や社会に適応できず不適応症状としてひきこもりになる人と、精神科の病気のせいで学校に行けない人は違います。精神科の病気の場合、統合失調症の陽性症状である幻聴に支配されたり、被害妄想にとらわれるなどして、外出が思うようにできなくなったりします。また陰性症状によって意欲低下などで外出できなくなることもあります。高校や大学の途中で統合失調症になると、前述のような症状で場合によっては入院治療が必要となり、休学となってしまうことがあります。

ご本人に復学したいという気持ちがあれば、可能性はもちろんあります。入院が長引かなければ、数ヵ月後に復学することができるかもしれません。まずはちゃんと治療を受けること、そして主治医と復学時期についてよく相談することです。さらに何かあったらすぐに相談できる専門職(医療機関の精神保健福祉士、住んでいる地域の担当の保健師さん、相談支援事業所の精神保健福祉士など)とも事前に話しておくことで、問題が起きたときに相談にのってもらうことができます。問題が起きてから相談に行っても、一から話さなければならず、時間がかかってしまいます。

また通っている学校に相談員がいる場合があります。中学、高校でしたらスクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーなどが定期的に来てくれるところもあります。大学でしたら、保健相談センターなどが学内にありますので、そこに相談することができます。通学途中や学内で具合が悪くなった時にどうするかを話し合っておくと良いでしょう。

人生のとても大事な時期に病気になるのはつらいことです。そして、せっかく入った学校を途中でやめなければならなくなるのは、その後の人生にも関わることです。なんとか復学できるのなら、卒業できるよう頑張ってみて下さい。ただし、くれぐれも無理は禁物ですよ。自分の調子をよく主治医と話しながら進めて下さい。

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