家族や身近な皆様に知っておいていただきたいこと

2.大切な家族を守るために

再発を防ぐ

うつ病は再発しやすい病気ですが、うつ病の症状がなくなってからもしばらくの間は薬物治療を継続することで再発の可能性が低くなることが知られています。少しよくなったからといって勝手に薬を止めてしまったりすると、再発の危険性が高まるだけでなく、思わぬ副作用が出てしまうことがあります。薬物治療の終了時期と方法については、主治医とよく相談するようにしましょう。
また、再発時に現れる症状は、はじめにうつ病になった時の症状とほぼ同じです。本人は気が付かないことがありますから、家族や周囲からみて再発が疑われる場合には主治医に相談してみましょう。

自殺のサインを見逃さない

残念なことに、うつ病のために自殺をしてしまう方は少なくありません。なにか問題が起きた時、客観的にみれば選択肢はさまざま考えられるような場合でも、うつ病によって「死ぬしかない」「もう生きていられない」と思い込んでしまうことがあるからです。うつ病による自殺は本人の希望ではなく、病気の症状によるものですから、なんとか食い止めたいものです。
自殺の前には右記のようなさまざまなサインがみられることがあります。目が離せない状況であれば一時的に入院して危険な時期を乗り切ることも方法の一つです。心当たりがある場合には、すぐに主治医に相談してください。

自殺のサイン
  • ・「死にたい」「消えてしまいたい」「遠くへ行きたい」
  • ・自殺の準備をする、遺書を書く
  • ・周囲の人に別れやお礼を告げ、大切なモノを渡す
  • ・身の回りのものを整理する
  • ・向こう見ずな行動をとる
  • ・無茶な飲酒
自殺の危険を高める因子
  • ・自殺未遂をしたことがある
  • ・身近な人を自殺で亡くした
  • ・最近の近親者の死
  • ・最近の有名人や知人の自殺
  • ・経済的損失
  • ・本人を支える家族や友人がいない
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