お薬について

5.服薬時に注意すること

喫煙と薬の効果

喫煙の習慣を持つ統合失調症の方は決して少なくはありません。しかし喫煙によって吸収されるニコチンと抗精神病薬との相互作用を考える必要があるでしょう。ニコチンは肝臓にある薬を分解する酵素を活性化して、薬の分解・排出を促進させる作用があり、そのために薬の効果が低下することがあります。また長年喫煙しながら服薬していた人が突然喫煙を中止すると、薬の血中濃度が急激に上がってしまい、思わぬ副作用につながるとの報告もあります。 喫煙そのものの良し悪しももちろんですが、薬の治療効果という点からみると、喫煙はすすめられません。また減煙・禁煙に関しては、医師と相談しながら進めるべきでしょう。喫煙がやめられない場合には、喫煙の影響の少ない抗精神病薬を選んでもらいましょう。

服薬と飲酒

抗精神病薬をアルコールと一緒に飲むと、眠気やふらつき、立ちくらみなどの副作用が起きやすくなります。これは肝臓のもつアルコールを分解する働きと、薬を分解する働きがお互いに邪魔しあうために起こります。 アルコールは飲んでいる薬の効果を不安定にするため、症状の再発や増悪をもたらす影響があります。薬の効果をもっともよく得るためには、お酒は飲まないほうが望ましいといえるでしょう。

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