家族の支援ガイド

6.医療機関以外で自立支援や相談、情報収集に利用できるもの

ご本人が自立するために、地域活動支援センターやグループホームなどの社会資源は大きな力となります。こうした施設やプログラムは、一人一人が自分に合った無理のないライフスタイルを探し出し、社会参加に近づくきっかけを与えてくれます。ご本人の人生設計をご家族がすべて抱え込まなくてもよいのです。上手に社会資源を活用しましょう。

デイケア
精神科リハビリテーションの一環として、生活技能訓練やレクリエーションなどを行います。参加には医療保険も利用できます。
【参照:「社会復帰に向けて」リハビリテーション
自立訓練(機能訓練・生活訓練)
生活のリズムを身につけたり、就労の訓練を行うための施設です。
【参照:「社会復帰に向けて」就労の場
地域活動支援センター
地域で生活する精神障がい者の日常生活支援と生活上の相談窓口が業務です。デイケア施設、作業所、授産施設等の紹介 はもちろんのこと、日中、作業などの予定のない人は、ここに集まって話をしたりお茶を飲んだりできます。また、食事や入浴のサービスをしているところもあります。
援護寮・福祉ホーム・グループホーム
自立した生活を行う、または目指すために利用できる施設です。
参照:「社会復帰に向けて」暮らす場
生活を支援する制度
精神障がい者保健福祉手帳の交付、自立支援医療(精神通院)制度、障害年金、障害基礎年金、ホームヘルパーの派遣、訪問看護、デイサービス、などがあります。
【参照:「社会復帰に向けて」自立を支援する制度

患者会といわれる、すでに社会復帰を果たしつつある患者さん同士や病院や診療所に通う患者さんが情報交換や交流活動を行うための集まりがあります。ご本人がどのように病気と付き合っていくかなど、同じ病気を持つ人からの視点でお互いに助け合うことができるでしょう。

家族会は、統合失調症などの精神疾患のある患者さんを抱えるご家族が互いに悩みを分かち合い、励まし合う集まりです。全国各地に約1700の家族会があるといわれ、現状の制度の改善を行政や医療機関に働きかけたり、勉強会を行いながら、ご本人の社会復帰を目指して活動しています。 ご家族の皆さんの役割は、患者さんを養ってあげることでも、掃除や洗濯をしてあげることでもありません。かえがえのないご家族の一員であるご本人の精神的な癒しや心の支えになることが、何よりも必要だと思われます。そして、癒しを与える立場のご家族にもまた癒しが必要です。ご家族同士の交流は、悩んでいるのは自分一人ではないことがわかるだけで、気分が楽になったり、話をするだけで気持ちの整理ができたり、ときに思いがけない発見や反省すべき事柄もあるかもしれません。病気の治療にもっとも必要な心の安定感をまずご家族が保つためにも、家族会への参加はとても有意義なことだと思われます。

ご本人やご家族は予想外の障害やさまざまな悩みに取り巻かれる場合もあると思います。医療機関以外にも下記のような相談相手があります。

全国保健所長会
全国保健所一覧
全国の保健所には精神保健相談員が常駐してあらゆる相談と、医療機関の紹介を行っています。
また各保健所で名称は異なりますが、「精神科救護所」「精神科救急情報センター」「心の相談室」などの相談窓口を設置しています。
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精神保健福祉センター
長野県精神保健福祉センター:全国の精神保健福祉センター 国の定めた法律によって各都道府県に設置された施設です。来所相談窓口、電話相談窓口など、各都道府県が独自の企画力で運営しています。
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みんなねっと(特定非営利法人 全国精神保健福祉会連合会)
精神に障害のある方のご家族が結成した団体です。全国のご家族と家族会をつなぎ、精神障がいのあるご本人とご家族が安心して暮らせる社会をめざして支援を行っています。
電話相談も行っています。03-6907-9212(月・水・金曜日 10:00~15:00、12:00~13:00を除く)
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東京いのちの電話:全国の電話番号・時間帯
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